吟遊詩人として諸国を放浪していた主人公に、王都の妹から届く手紙。 3年振りに帰った街では、王城を抜け出したお姫さまを、偶然かくまうことになってしまう。 そのまま、世間知らずのお姫さまへの教育を引き受けることになる主人公。 姫の護衛役の幼なじみ、教会でシスターをしている妹、姉と慕う酒場の看板娘、 そして博識で魔法使いの少女らは、よってたかって姫を構い始めた。 ・・・「転がるりんご亭」では、それぞれ違うものを背負い、抱えた人たちが一つの輪を作る。